昔ながらの宿場町!中山道・奈良井宿を満喫しよう

甲信越地方

週末の旅行先を選ぶとき、毎回有名どころになっていませんか? たまには、いつもと一味違う、風情のある旅先でゆっくりしてみましょう。

今回は、都内からでもアクセスが比較的簡単な、歴史的な町並みを体感できる場所を紹介します。
国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されており、落ち着いた雰囲気に体も心も癒されるでしょう。

奈良井宿に泊まろう!

奈良井宿は長野県の中部にある、塩尻市の奈良井川上流にある標高900mの河岸段丘という丘にある集落です。
江戸時代に盛んに使われた、江戸と京都を結ぶ中山道という街道の中で、木曽谷という険しい川沿いにある宿場町の「木曽路十一宿」のうちのひとつです。

江戸時代の日本の情緒を今でも残す奈良井宿では、どんな宿泊施設があるのでしょうか。
ひとつめは、奈良井宿の中でも一番の老舗である、「ゑちごや旅館」。創業から220年、江戸時代の寛政という時代に創業された老舗中の老舗です。

「木曽路十一宿」の一つである奈良井宿は、江戸時代当時、最大の難所である鳥居峠が近くにあり、多くの旅人が峠越えに備えて休む宿場町として栄えてきました。
そんな中で「ゑちごや旅館」は、創業当時から旅籠(はたご)を専門にしている奈良井宿唯一の旅館です。

お部屋は江戸時代当時の作りのままとなっており、数々の有名な小説家らが、実際に執筆活動で宿泊したこともあります。
一日二組限定の宿泊ですが、地産地消の風味豊かな手作り料理や、風情ある佇まいのお部屋でゆっくりと寛ぐことができるでしょう。

ふたつめは、古き良き歴史を感じることのできる宿、「いかりや町田民宿」です。最寄りである「奈良井駅」から徒歩5分くらいで到着します。
四季折々の料理を楽しめるのが特徴です。春は旬の山菜を、素材を活かした調理方法で堪能でき、夏は新鮮な川魚を焼いて食べ、秋は松茸などのきのこ類を満喫、冬は雪山を背景に地元の食材をふんだんに使った鍋料理を楽しむことができます。

また、部屋から見ることができる奈良井宿の古民家が立ち並ぶ景色は圧巻の一言。
昔ながらの民宿ですが、中はリフォームされており、とても快適に過ごすことができます。
ぜひ、奈良井宿に訪れた際は泊まってみて下さい。

奈良井宿で美食を

江戸時代の旅人たちが多く訪れた奈良井宿は美食でも有名です。
蕎麦屋や古民家カフェテラスなどのお店がありますが、その一部を紹介します。

まず、テレビでも紹介されたことがある、美味しいお蕎麦を食べることのできるお店、「お食事処・甘味処 こころ音」です。
特に有名なのは、地元信州の郷土料理である「とうじ蕎麦」です。

「とうじ蕎麦」は、山で取ったきのこや鳥獣の肉などを入れて出汁を取った後に、茹でた蕎麦をとうじ籠(かご)という取っ手の付いたザルに入れて、湯がいて食べる料理です。
そばを投げ入れることから、投汁蕎麦と言いました。「とうじ蕎麦」は、最後に美味しい出汁が残るので、おじやでシメるのが通の食べ方です。

風情ある景色を見ながらのお食事は、都会では味わうことのできない格別なものになるでしょう。ぜひ、堪能してみてください。

2店舗目は、オシャレな外観で林の中にひっそりと佇む古民家カフェ「カフェ深山」です。
大正時代に作られた製材工場の事務所を復元した建物を店舗とし、立派な柱が特徴の古民家です。自然に囲まれた中でくつろぐことができます。

また、看板メニューは「100年前のライスカレー」だそうですよ。ぜひ食べてみて下さい。

ちょっと足を伸ばして…

周辺の観光スポットでは特におすすめの、道の駅「奈良井木曽の大橋」を紹介します。
奈良井川を挟んで、国道と水辺公園を結ぶこの橋は総檜造りとなっており、橋脚を持たない橋の中では国内最大級の大きさです。

春には公園で花見をすることができ、また川遊びも楽しむことができます。
また、4月上旬〜11月上旬にかけて日没後にライトアップされる姿は幻想的で、有名な観光名所にもなっています。

付近には小さな売店やトイレ、観光案内所も完備されています。

古き良き日本を堪能できる奈良井宿で、ゆったりとした時を。

江戸時代に栄え、その街並みを今なお残す奈良井宿。普段の旅行とは一味違う時の流れを味わえることは間違いなし。都会の喧騒を忘れて、風情ある旅館で四季折々の料理を食べながら、歴史を満喫しませんか。

ぜひ、江戸時代当時の面影を残す奈良井宿で、ゆったりとした土日を楽しんでみて下さい!

施設情報・アクセス

  • 住所: 〒399-6303 長野県塩尻市奈良井837−252 (奈良井宿観光案内所)
  • アクセス:公共交通機関でお越しの方 JR中央本線「奈良井駅」から徒歩3分
  • 営業時間:9:00~17:00 (奈良井宿観光案内所)
  • 定休日:なし
  • 公式サイト:http://www.naraijuku.com/

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