トロッコ列車で行く、黒部峡谷の絶景満喫特集

魚津・黒部・滑川

黒部峡谷は、飛騨山脈北部を立山連峰と後立山連峰に分断するきわめて規模の大きな峡谷です。国の天特別然記念物(特定保護区域)および、特別名勝としても指定されています。中部山岳国立公園に含まれ、清津渓谷や大杉谷とともに日本三大渓谷の一つでもあり、日本秘境百選にもあげられているほどです。

四季折々の風景が見られ、「豊かな緑が香り、新緑が映える春」「透明な清流と格別な爽やかさを感じられる夏」「紅葉に彩られた美しい渓谷を楽しめる秋」をはじめ季節を変えて何度でも行きたくなるほど。今回はそんな黒部峡谷がどこにあるのか、知っておきたいスポット情報をチェックしていきましょう。

黒部峡谷ってどこ?

まずは基礎知識として、黒部峡谷がどこにあるのかを確認しておきましょう。

黒部川上流~中流にある峡谷(V字谷)である黒部峡谷は、富山県黒部市にあります。年間を通して多くの人が訪れていて、さらに北陸新幹線が開通したことで人気もますます出てきたスポットです。そのため、ハイシーズンには大変なにぎわいを見せる場合も。

テレビ番組や雑誌などで特集されることも多くあり、映画のロケ地になったことでも有名です。もしかすると、行ったことはないけれど見たことがある・聞いたことがあるという方はいるかもしれませんね。

特に大自然の中を走るトロッコ列車が有名で、一度は乗ってみたい憧れの乗り物と言われることもあります。また、黒部峡谷には温泉もたくさん。冬季は閉鎖してしまいますが、中にはトロッコ列車でしかいけない峡谷沿線の秘湯もあるほどです。

その他にも、絶景を眺めながらゆっくりと過ごせる露天風呂から手軽に立ち寄って利用ができる足湯などがあり、旅の疲れを癒すにはぴったり。宿泊施設もあるので、峡谷と温泉を楽しむためのプラン設定も良いかもしれませんよ。

トロッコ列車に乗ってみよう


黒部渓谷トロッコ列車は、黒部川沿いを走っています。宇奈月温泉にある宇奈月駅を出発し、終点の欅平駅までは全長約20キロの距離です。

乗車するための切符は当日に宇奈月駅で購入することが可能で、朝6:50から販売を開始します。ただし、トロッコ列車は定員制のため、席がいっぱいになった時点で終わりです。団体客の予約が入っていることもあることから、次以降の列車に乗れなくなる可能性もあります。

宇奈月駅で長い時間待たされてしまっては、予定も変わってしまうもの。前もって列車に乗りたい時間が決まっているのでしたら、切符は予約しておいたほうがスムーズでしょう。インターネット予約や電話に郵便、旅行代理店などでも予約することができます。

なお、トロッコ列車には3種類の客車があります。

普通客車…1列4人掛けで背もたれがない。夏は爽やかでトロッコ列車の気分を一番味わえます。真夏以外は寒く、トンネルの中は夏でも寒いことがあるほど。

特別客車…固定式の座席が向かい合わせになり、背もたれつき。1列に1席・2席・補助席の4人掛けで開閉式の窓があります。追加料金が必要。

リラックス客車…座席の向きを進行方向に変えられ、窓と背もたれつき。1列に1席・2席の3人掛けで、移動もしやすくゆったりとしています。追加料金が必要。

座席を選ぶときは、進行方向右側が景色も良くておすすめです。また、夏でも寒く感じるときがあるので、羽織れるものが1枚あると良いでしょう。秋の紅葉の時期は真冬の服装でも寒く、帰りの時間が遅くなると辺りは真っ暗になってしまうことも。防寒対策はいつも以上に気をつかうようにする、もしくは特別客車やリラックス客車にすることで寒さから身を守るようにしてください。

トロッコ列車のみどころは?

トロッコ列車の中で、釣鐘駅と欅平駅が観光客向きの駅です。

宇奈月駅から欅平駅までの距離は約80分。欅平駅を下車して遊歩道を5分ほど進むと足湯もある河原展望台があり、写真撮影にも絶好のスポットです。

さらに5分ほど歩いて奥鐘橋を渡れば、迫力のある人喰岩があります。岸壁をえぐったもので迫力も十分。こちらもぜひ通ってほしいみどころの一つです。

そこからさらに進むと日帰り温泉のある名検温泉や、山小屋で秘湯感を感じることができる祖母谷温泉もあります。時間に余裕があったらぜひ足を運んでみてください。

パノラマ展望ツアーとは?

黒部峡谷は自然と一体になった美しい景色を眺められるトロッコ電車がありますが、実はその終点である欅平駅の先に、一般のお客さまが立ち入ることのできない特別エリアがあります。

「黒部峡谷パノラマツアー」は、2015年5月からはじまった企画で、そんな特別エリアに入ることができるということもあり人気です。欅平駅でヘルメットを受けとって着用したら関西電力工事区域内の「専用列車」に乗ります。そして、向かう先は「竪杭エレベーター」です。エレベーターをおりた後はトンネルを進んでいき、どこに出るのかわからない感覚はまるで探検しているかのような面白い気分になれますよ。

「杭道歩き」を楽しむこともできて、澄んだ空気に癒されながらパノラマ展望台へと向かっていきます。パノラマ展望台に到着すると、そこには視界360℃の素晴らしい景色の堪能が可能。白馬鑓ヶ岳や唐松岳、北アルプスの山々を間近に感じることで、爽快な気分を得ることができるでしょう。

注意すべきポイントとして靴と服装選びには気をつけてください。ツアーではトンネル内を歩いたり登山道を1.5キロほど歩いたりします。そのため、トレッキングシューズなどの歩きやすくて滑りにくい靴、パノラマ展望台の標高約800mあることから、暖かい服装にて参加が必要です。(トレッキングシューズの有料レンタルあり)

黒部峡谷パノラマツアーは開催期間が決まっています。2018年については6月1日~11月12日の金・土・日・月のみ。また、1日あたり4回の開催です。予約はインターネットから可能で、空き状況も確認できますから、ぜひチェックして参加してはいかがでしょうか。

大自然を思い切り満喫してみよう

大自然を満喫できる黒部峡谷に、日本有数のV字峡谷を縫うように走る黒部峡谷トロッコ列車。その他にもパノラマ展望ツアーについてご紹介させていただきました。みどころもたくさんあるので、SNS映えする1枚をおさめることもできそうですね。

また、絶景を満喫したあとはゆっくり温泉につかってみるのも良いでしょう。新緑に紅葉に雪景色などの、その季節だからこそ感じることができる自然に触れながら、癒される時間を過ごしに出かけてみてはいかがですか。きっと、行って良かったと思うことができるはずですよ。

施設情報・アクセス

  • 施設名:黒部峡谷
  • 住所:富山県黒部市宇奈月町宇奈月温泉
  • アクセス:
  • 電車の場合
  • 北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅より(徒歩約1分)→新黒部駅(富山地方鉄道約25分)→宇奈月温泉駅
  • 車の場合
  • 北陸道黒部ICから県道14号号経由13キロ(宇奈月温泉まで)約20分
  • 公式サイト:http://www.kurotetu.co.jp/

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